当社代表の”空力オタク”こと伊澤将也選手の姿勢を見ていきましょう
ここで経歴紹介
伊澤将也
経歴
現 CIEL BLEU KANOYA 所属
出身:神奈川県
脚質:スプリンター
2022 全日本インカレ マディソン 1位
2023 JBCFかすみがうらタイムトライアル 6位
2023 JBCF東日本トラック 4kmIP 1位(日本実業団新記録)
2023 JBCF東日本トラック チームパーシュート 1位(日本実業団新記録)
解析の例も含めてをお見せしたいと思います。
試合での伊澤選手の空力はなぜいいのか
ここまでの実績を生む姿勢作りに迫ります
我々は独自のデータ取得技術とCFD解析を用いてその背後を追っていきます
データ取得時の姿勢
手から背中まで流線形になっています
その結果こちら
頭からきれいに背中まで空気が流れています
やはりヘルメットの使い方、体の入れ方がとても上手です
流体力学観点から
やはり前方投影面積を減らすこと、前面で空気を受けその空気を巻き込むことなく後ろにきれいに流すことこれらが重要になってきます。
伊澤選手の姿勢はこれらがきれいに体現できた理想的な姿勢とも言えます。
もちろん、姿勢と出力はトレードオフの関係になりますが高速域でのライディングだとより効率的に足を残すことができます。
以下、伊澤選手本人からのコメントです
前方投影面積を減らすため+姿勢前方を流線形に近づけるため
頭部と前腕が常に接触していることを意識しています
またそれら伴って肩甲骨の拳上と内旋をかけることでより効果的に前方投影面積を減らせます。
後部に関しては骨盤を前傾させる(ヒップアングルを小さく保つ)ことで流れ場の剥離点をなるべく腰に近いところに持ってくるようにしています。
このような点を普段から意識をすることで空気抵抗の少ない姿勢を作れると思います。
皆さんも自身の姿勢を見直してみませんか
空気をうまく操ること、考えることでよりタイム、速さを伸ばせるきっかけとなるかもしれません
皆さんもよきライドを
Leo